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いまどきの結婚式を徹底解説!スタイル・費用・演出など

いまどきの結婚式とは、ひと言で表すと「ふたりらしさを象徴としたもの」といえるかもしれません。親世代が経験してきた華やかな雰囲気の挙式披露宴から、一転して「ふたりが必要とするもの」をクローズアップしたウェディングスタイルへと様変わりしてきたのです。

 

そこで今回は、今時の結婚式について徹底解説!親世代の結婚式から今時の結婚式への変遷をたどり、現在、主流になっているスタイルや費用、演出などを詳しくご紹介していきます。今時の結婚式事情が気になっているカップルはぜひご参考ください。

従来の結婚式とは?

今時の結婚式2

従来の結婚式とは、今時の結婚式とはほぼ真逆のもの。家族や親族、友人などをたくさん招く華やかな雰囲気のウェディングスタイルを指します。高級ホテルや老舗旅館など有名な会場で、たくさんの費用をかけ、ゲストが新郎新婦を盛大に祝福するのです。

 

時代の流れではありますが、かつては新郎新婦がゴンドラに乗って降りてきたり、もくもくと焚かれたスモークから登場したりといった派手な演出もありました。巨大なウェディングケーキ、数回のお色直し、引き出物も両手いっぱいになるほど準備していたのです。

 

また、結婚式の前には両家ともに結納をすることが慣習のようになっていました。男性側が100万円前後の結納金を用意し、贈られた女性側はそのお金で嫁ぐ身支度をしたり、結納返しを準備したりしていたのです。

いまどきの結婚式≪スタイル編≫

今時の結婚式3

経済力を競うかのように、規模の大きさや華々しさを追い求めた従来の結婚式。それに比べて、今時の結婚式は、前に習えばかりではないふたりらしさを打ち出したスタイルへと変っていきました。そうした変化の原因は、時代背景や価値観の違い、コロナの流行などです。

 

従来の結婚式が主流だった頃は、会社員になれば一生安泰とされた景気のよい時代。誰しもが企業で働けば対価としてよいお給料がもらえ、年齢とともに職級や階級が上がっていく未来が見えていたのです。

 

しかし、現在の若い世代にとって一生を保証するような働き方は消滅しつつあります。転職は日常茶飯事となり、新卒で起業する人も増えてきたのです。また高級品に憧れたり、華々しさを追い求める価値観も薄れ、ミニマリズムの考え方も広まってきました。

 

そして、今時の結婚式の会場はというと、誰もが知るような有名な式場ばかりでなく、隠れ家的なレストランや口コミで広がるようなゲストハウスなどさまざま。コロナの影響もあり、職場の人や友人は無理に招かない少人数の結婚式など多様化してきています。

いまどきの結婚式≪費用編≫

今時の結婚式4

従来の結婚式における予算の平均相場は60人前後の招待で約300万円といわれています。新郎新婦がそれぞれ、毎月2万円ずつ貯金したとしても75か月(約6年)もかかる金額です。若いふたりには簡単に出せない金額なので、両親が援助するケースもたくさんありました。

 

それに対して、今時の結婚式にかかる費用は100万円がひとつの目安となってきているようです。100万円なら新郎新婦が毎月2万円ずつ貯金したとして25か月(約2年)で達成できる金額。ふたりで無理なく、ちょうどよい期間のなかで準備できる金額ではないでしょうか。

 

ちなみに、以下は「今時の結婚式」として人気の少人数で行う挙式と披露宴(食事会)の費用内訳です。すべてが平日に行うプランで、ウェディングドレスやタキシードのレンタル、ヘアメイク、スタンダードのコース料理などが費用込みとなっています。

人数 挙式・食事会費用
10人 50万円~
15人 70万円~
20人 90万円~
30人 140万円~

 

平日開催を土日に変更したり、ウェディングドレスやコース料理をグレードアップしたりすると、見積金額が増えていくシステムになっていることがほとんどです。

 

ただし、注意しておきたい点があります。それは、従来の結婚式も今時の結婚式もゲストひとり当たりにかかる平均予算は、約5~6万円程度とほぼ変らないということです。今時の結婚式がリーズナブルに見えるのは、ゲストの少なさが大きく影響しています。

いまどきの結婚式≪演出編≫

今時の結婚式5

今時の結婚式で心配されるのは、少人数スタイルゆえに雰囲気が盛り上がらず、気まずくなってしまうのではないかということ!そんな事態にならないように、今時の結婚式には適した演出がたくさん用意されています。

 

ムービー 新郎新婦の出会いや生い立ちをまとめた映像
プロフィールブック 新郎新婦のプロフィールを記載したペーパーアイテム
自己紹介 ひとりずつ自己紹介をする
ラウンドフォト 新郎新婦がゲスト席をまわり写真撮影
フラワーガール、

リングボーイ

バージンロードに花びらをまく、祭壇にリングを届けるなど子供のゲストによる演出
ブーケトス 花嫁がゲストに向けてブーケを投げる演出。キャッチできたゲストは次の花嫁になれるとされる
ゲーム ビンゴゲームなど
フラワーシャワー ゲストが花びらのシャワーで新郎新婦を祝福
楽器の演奏 新郎新婦やゲストによる生演奏
サプライズで両親への手紙 サプライズで両親への手紙や花束を渡す

 

どれもこれも定番・人気の演出です。また、もちろん「演出なし」の少人数結婚式を選ぶカップルもいます。今時の結婚式は、すべてふたりが必要と感じたものばかり。新郎新婦ふたりの想いがしっかりと反映された結婚式となるでしょう。

「ナシ婚」を選択するカップルも増えている

今時の結婚式6

少人数スタイルで、必ずしも高額な費用を準備する必要はなく、演出のあるなしも限定されないなど、多様化している今時の結婚式。そのなかには、「ナシ婚」も含まれています。

 

ナシ婚とは、挙式披露宴を挙げずに入籍をするカップルのことをいいます。最近では、このナシ婚が急激に増えてきたという事実があります。

 

なぜ彼らは、挙式披露宴を挙げないナシ婚を選んだのでしょうか?以下によくある理由をまとめてみました。

 

<ナシ婚を選ぶ理由>

・結婚式費用を準備できない

・他のことにお金を使いたい

・招待する友人がいない

・家族同士の折り合いがよくない

・目立ちたくない

・結婚式の慣習に疑問

・コロナ感染症の影響

 

これらのように、若い世代がナシ婚を選ぶ理由はさまざま。多くはふたりの意思でナシ婚を選択していますが、なかにはコロナの影響で泣く泣く結婚式をあきらめるカップルもいるようです。

 

今時の幸せのかたちは、必ずしも「結婚式をすること」に限らないということなのでしょう。とはいえ、ナシ婚を選ぶカップルも「入籍するだけ」というスタイルにこだわっているわけではなく、代わりにしているウェディングイベントがあります。

 

それは写真撮影のみのフォトウェディングや家族だけ、親族だけで歓談する食事会などです。少人数結婚式をするよりも準備期間や費用を抑えることができるため、若い世代のカップルに人気のイベントとなっています。

 

「ナシ婚」の代わりとなるフォトウェディングや食事会は、少人数結婚式よりさらにアットホームな雰囲気を求めるカップルにおすすめです。

いまどきの結婚式事情を把握しておきましょう

今時の結婚式7

今時の結婚式とは、必ずしも挙式披露宴をすることばかりにとらわれない、ふたりらしいウェディングスタイルです。少人数結婚式を挙げるカップルもいれば、写真だけのフォトウェディングだけ、食事会だけ、入籍だけを選択するカップルもいるということです。

 

従来の結婚式は華やかでとても素敵ですが、費用面で悩ましさを感じるカップルも多いでしょう。そんなときは、ぜひ今時の結婚式を検討してみてください。きっと、ふたりにとって幸せのかたちと思える選択肢があるはずです。