フォトウェディングは、結婚式と比べると低価格でドレスが着られて好きな場所で撮影できるのが魅力の一つです。費用も結婚式よりお得にできることから需要が高まっています。
今ではナシ婚を選択するカップルが全体の50%と占めていると言われており、ナシ婚を選択するカップルの中で、フォトウェディングのニーズが増えてきています。
結婚したら結婚式をする、という形にとらわれないカップルが年々増えてきています。
そんな中で、フォトウェディングのみで後悔するのではないかと不安に感じるカップルもいるかと思います。
結論として、フォトウェディングのみで後悔するかどうかに一番関わってくるのは「自分たちのやりたいことができるかどうか」です。ここがはっきりしていないと後から後悔してしまう可能性が高くなってしまうでしょう。
例えば、「本当は家族と一緒に写真を撮りたかった」と思っていても、対応してもらえるプランを選ばなければ実現できませんよね。
それを防ぐためにも「二人が一番やりたいと思っていること」をしっかりと話し合い、実現できるフォトウェディングを利用するのが一番です。
フォトウェディングは一生に一度の記念になる機会なので、自分たちが一番やりたいことを叶えられるプランやサービスを探していきましょう。
今回はフォトウェディングのみで後悔しないために、できることをご紹介いたします。
フォトウェディングのみだと後悔する・・・?
近年では結婚式をやらない=ナシ婚を選択するカップルが増えてきています。
フォトウェディングや食事会などを通して、自分たちが本当にやりたい事がサービスとして受けられるようになったからでしょう。
結婚式というイベントにこだわらなくても、自分たちがやりたいと思っていることが実現できるようになったことが要因だと考えます。
フォトウェディングのみ行ったカップルに対するアンケートによりますと、9割の方が「後悔していない」。残りの1割が「後悔している」と回答しました。
引用URL
https://www.abba-wedding.com/topics/202102161840_8333.html
つまり、フォトウェディングのみ行ったほとんどのカップルは後悔していないということになります。従来の結婚式をしなくても、ほとんどのカップルは後悔していないと答えています。
ナシ婚を選択してフォトウェディングのみ行ったとしても後悔するカップルは比較的少ないのが現状です。フォトウェディングのみ行ったとしても、十分満足できるようなプランが確立してきたのも大きな要因だと考えます。
フォトウェディングのみで後悔するケース
フォトウェディングのみで後悔しているカップルもゼロではありません。
実際にフォトウェディングをやってみて、どんなことで後悔しているのかについて詳しくご説明します。
直接晴れ姿を見せたかった
これは写真を贈った家族や友人に言われることが多い言葉です。
結婚式のような場所で直接見てみたかったと思うのは自然なことです。ですが家族や友人にこんな風に言われてしまうと、「結婚式やればよかったのかな」と後悔するかもしれません。
直接「晴れ着姿が見たい」と家族や友人に言われた場合、家族や友人も一緒に撮影できるプランを探してみるのはいかがでしょうか。
現在のフォトウェディングではプランが充実しているので、家族や友人と一緒に撮影したいという希望に沿ったプランで行うのが最適です。
結婚式場で写真を撮りたかった
スタジオでフォトウェディングをするとどうしても限られたセットの中での撮影になってしまい、「フォトウェディングでやりたかったポーズができなかった」ということもあります。
また、費用を優先にしてプランを選んでしまい、実際にやりたかった撮影と程遠くなってしまったら本末転倒です。
もし、結婚式やチャペルで写真を撮りたい場合、フォトウェディングのロケーション撮影でチャペルが選択できるプランを検討してみてはいかがでしょうか。
チャペルで撮影することで結婚式のような写真を残すことができます。ただし、プランによっては撮影できるチャペルが限られてしまうことがあるので注意しましょう。
「この場所で撮りたい」という希望があればそれに沿った撮影プランを検討してみましょう。
チャペルは幻想的な写真を残すことができますし、プランやオプションで家族や友人にも集まってもらえることも可能です。
ゲストに直接お祝いしてほしかった
フォトウェディングのみにしてゲストとの交流がなかったことを後悔するカップルもいます。
結婚式のようにゲストの方に直接お祝いしてほしいと思うカップルの方は、フォトウェディングのプランに合わせて会食のオプションを付けることを検討してみてはいかがでしょうか。ゲストにお祝いしてもらいながら一緒に会食を楽しむことができます。
フォトウェディングのみで後悔しないための注意点
他の人たちと違うことをすると選択する時、どうしても不安になってしまいます。ですが、二人でたくさん話し合って決めたことならきっと後悔しないはずです。
フォトウェディングのみにして後悔しないためにもいくつか注意点がありますので、詳しくご紹介します。
2人でなにがしたいかをしっかりと話し合う
本当にナシ婚でいいのか、フォトウェディングのみにするなら何をしたいかを二人で出し合ってきちんと話し合いましょう。
もしイメージが付きにくくて分からない場合は、ネットでもいいので、写真を見ながら決めるとイメージがわきやすいのでおすすめです。
スタジオとロケーションどちらで撮影がしたいか、人を呼びたいかどうかも含めて細かく決めていく中で「ナシ婚だから諦めていたこと」が浮き彫りになり、フォトウェディングではどう実現できるのかという話し合いができます。
ここが曖昧になってしまうと、「本当はもっとこうしたかったけどカメラマンさんに言いにくい」というようなストレスとなって後悔につながります。
自分たちの願いを家族に説明し理解してもらう
フォトウェディングのみにする場合、親や友人にも説明して理解してもらう必要があります。費用が結婚式よりもかからないことやロケーションでの撮影ができる等のフォトウェディングならではのメリットを伝えた上で、家族の要望も聞いてみましょう。
親は遠慮して何も言わないかもしれませんが、「一緒に写真を撮りたかった」と「直接見たかった」と思うかもしれません。
もし素直に伝えてくれないようであれば、こちらから「家族も一緒に撮影できるプランがあるから一緒に撮影してみない?」と聞いてみるのもいいかもしれません。
結婚は二人だけのものではありません。家族のことも気にかけて、どうすればいいかを検討してみましょう。
やりたいことと予算の兼ね合い
自分たちがやりたい事ももちろん大事にした上で、予算もきちんと考えなくてはいけませんよね。
なんでもかんでもやりたいと考えてプランにオプションを付けていると費用が高くなってしまいます。
やりたいことが固まったら、自分たちがやりたいプランがある会社を何社か確認して見積もりを取りましょう。
もし予算内に収まらないなと思ったら、優先順位の低いものを探し出して削る作業が必要です。
フォトウェディングのみのカップルにおすすめの提案
写真だけだと味気ない、という方におすすめの提案がいくつかあります。
フォトウェディングだけではなく、食事会などのイベントを重ねることで、家族も一緒に結婚のお祝いができます。また二人で実現したかったことを結婚式の代わりに叶えてしまうのもいいかもしれません。
食事会を開催する
食事会は家族のみで行う場合と友人も呼んで行う場合があります。もちろん両方呼んで盛大にお祝いしてもらいましょう。
カジュアルにするかフォーマルなものにするかはお二人が決められます。
食事会ができるお店がいくつかありますので、下見がてら二人で出かけてみるのもいいですね。美味しい料理を食べながら結婚のお祝いを家族や友人と楽しむことができるのでおすすめです。
結婚指輪を購入する
婚約指輪は購入したけど、結婚指輪はまだ買っていないというカップルにおすすめです。結婚式をしない分、結婚指輪にお金をかけられるので、好きなブランドやデザインを選べます。
新婚旅行に行く
旅行はお金がかかるのでなかなか行くのは難しいですが、フォトウェディングのみの場合、費用が抑えられるのでその分旅行に充てることができます。今まで行きたくても行けなかった旅行先に行ってハネムーンを楽しめます。
今までお世話になった両親へ向けて一緒に行くのもよし、両親に旅行をプレゼントして余暇を楽しんでもらうのもいいかもしれません。
フォトウェディングのみで後悔しないために
フォトウェディングのみで後悔しないために必要なのは、二人が本当にやりたい事を実現させることです。費用の兼ね合いもあるかもしれませんが、その中で二人がやりたい事を実現できるようなプランやサービスを比較していきましょう。
一生に一度の機会、後悔せずにやりたい事をやり尽せるように、妥協してはいつか後悔してしまいます。
結婚式はどうしても費用が100万単位で高額になってしまいますが、フォトウェディングでやりたいことをやっても、そこまで費用はかかりません。プランや店舗によってはお得に撮影できる可能性もありますので、諦めずに工夫できるここはないか二人でアイデアを出し合ってフォトウェディングを迎えられるといいですね。
結婚式でしか体験できないものがあるように、フォトウェディングでしか体験できないこともたくさんあります。二人でよく話し合ってどんなフォトウェディングにしたいかしっかり形を作っていきましょう。
いつか思い出した時に「こんなこともあったね」と笑いあえる日が来るように、二人のためのフォトウェディングを作り上げていきましょう。