そこで今回は、家族だけの結婚式にかかる費用を人数別にご紹介!10人、15人、20人のプランの相場金額をそれぞれまとめてみました。節約のコツもお伝えしていきます。家族・親族だけの結婚式にかかる費用を知りたいカップルはぜひご参考ください。
親族・家族だけの結婚式にかかる費用について
親族・家族だけの結婚式にかかる費用は、「挙式のみの場合」と「挙式と食事会を両方する場合」の2パターンに分かれます。どのくらいの費用を準備しておけばよいのか、10人、15人、20人とゲストの人数別に早速チェックしていきましょう。
挙式のみの場合
会場をどこにするかにもよりますが、親族・家族だけの結婚式にかかる費用で挙式のみの場合は以下の金額が相場目安です。ここから、日取りや時間帯、準備したい小物やウェディングドレスのグレードによって見積額がUPしていきます。
人数 | 挙式費用 |
10人 | 20万円~ |
15人 | 30万円~ |
20人 | 40万円~ |
挙式と食事会の場合
親族・家族だけの結婚式にかかる費用で挙式と食事会を両方する場合は、以下の金額が相場目安となります。ざっくりとではありますが、食事会をプラスすると挙式のみの場合の2倍強の金額になると考えておけばよいでしょう。
会場のグレードアップはもとより、コース料理をランクアップしたり、ドリンクの種類を増やしたりすると、さらに見積額は増えていきます。引き出物も必要になるので、予算を多めに準備しておくと安心です。
人数 | 挙式・食事会費用 |
10人 | 50万円~ |
15人 | 70万円~ |
20人 | 90万円~ |
一般的な結婚式と少人数結婚式の費用を比較
では、親族・家族だけの結婚式にかかる費用と一般的な結婚式の費用を比較すると、どれほどの差があるのでしょうか?一般的な結婚式の相場費用となる約300万円を参考に、「とある人気会場の平均的な人数プラン」を例にしてみました。
一般的な結婚式 | 一人当たりの予算 | 少人数結婚式 | 一人当たりの予算 |
60名 300万円 | 5万円 | 10人 50万円 | 5万円 |
15人 70万円 | 4.6万円 | ||
20人 90万円 | 4.5万円 |
どうでしょうか?一般的な結婚式でゲストを合計で60名にした場合、総額費用が約300万円と高額です。それに比べて、親族・家族だけの少人数結婚式にかかる費用は一般的な結婚式の1/6~1/3ほどとリーズナブルになっています。
とはいえ、一人当たりに準備する予算の金額はほぼ変わらないことに注意!一般的な結婚式を挙げるよりは、親族や家族だけの結婚式を挙げたほうが費用は格段に安いです。しかし、それは招待するゲストの人数が違うから。
「親族や家族だけの結婚式だから費用が安い」というわけではないことに留意しておきましょう。ただし、それほど他人の目を気にしなくてよい親族・家族だけの結婚式なので、費用を節約しようと思えばいろいろと工夫できる余地がありそうです。
参考URL:
https://www.mwed.jp/hall/10421/
親族・家族だけの結婚式の費用を抑えるコツ
ここからは、親族・家族だけの結婚式の費用を抑えるコツをご紹介していきます。他人を招かない少人数結婚式だからこそ、他人の目を気にしなくてよいポイントから節約していくことがおすすめです。
時期やお日柄を選ぶ
親族・家族だけの結婚式の費用を抑えるコツは、時期やお日柄(六曜)を選ぶことです。ゲストに他人を招待せず、身内ばかりの少人数なので、それほど時期やお日柄に配慮しなくてもよいでしょう。逆に「安くなるからよかったね!」と言ってもらえるかもしれません。
もちろん、新郎新婦のふたりが時期や六曜を気にしないタイプであることが前提です。時期は会場のオフシーズンとなる夏の7~8月、冬の12~2月頃までを選ぶのがおすすめ!お日柄は大安ではなく、仏滅や赤口にすると費用を大幅に節約できます。
挙式のみにする
結婚式にゲストを招くなら、足を運んでくれた感謝を込めて美味しいお料理でもてなすのがマナー。とはいえ、親族や家族だけの結婚式なら、挙式のみにしても大丈夫でしょう。結婚式で一人当たりにかかる料理相場は2万円前後といわれています。
挙式のみにすれば、結婚式の費用を大幅に削減することができるでしょう。食事会は日を変えて、さらにリーズナブルな別会場や馴染みのお店で開催するのもおすすめ!見栄を張らなくていい親族や家族だけの会だからこそ、思い切った節約術が活躍するでしょう。
ドレスは購入する
費用相場は30~40万円ともいわれるウェディングドレス。そのため、結婚式場で準備されている基本プランに含まれないドレスであれば、さらに高額なオプション料金が必要になってしまうものです。
ブランドにこだわらないなら、ドレスはふたりの手の届く範囲の金額で購入するのも、結婚式の費用を抑えるコツ!祝ってくれるのは、よく知っている親族や家族だけなので、他人がうらやむような高級品を身に着ける必要はないのかもしれません。
お色直しをしない
親族・家族だけの結婚式の費用を抑えるコツは、食事会前に新婦のお色直しをしないことです。挙式時に純白のウェディングドレスを着て、食事会前にはお好きな色のカラードレスにお色直しをする新婦は多いはず。
しかし、カラードレスの費用相場は、20万円前後といわれています。お色直しをカットすればその分の衣装代を浮かせることができるでしょう。前述の「ドレスは購入する」の節約術と組み合わせることで、より相乗効果を生み出します。
土日祝日を避ける
大人数のゲストを招き、華やかな演出を楽しむような盛大な結婚式だと、みんなの集まりやすい土日祝日に挙式披露宴をすることが多いでしょう。そのほうがゲストに送った招待状の返信も「出席します」になりやすいものです。
しかし、親族や家族だけの結婚式なら、平日を選ぶのも費用を抑えるコツになります。さらに午前からの式ではなく、午後式を選ぶことでさらに結婚式料金を節約できるでしょう。少人数での結婚式なので、平日でもスケジュールの都合をつけやすくなるはずです。
親族・家族だけの結婚式を盛り上げるには?
親族・家族だけの結婚式は一般の結婚式を行うよりも、費用が安く済むことがわかりました。とはいえ、ゲストが10人、15人、20人くらいの少人数結婚式だと「挙式や食事会が盛り上がらないのでは?」といった不安もあるでしょう。
しかし、少人数の結婚式でも人数に見合った演出で盛り上げることが可能です。どのような演出が少人数結婚式に向いているかというと、
・ひとりずつ自己紹介
・家系図を作成して配布
・高額商品をかけてのビンゴゲーム
など準備できるアイデアはたくさん!
家族婚にぴったりの演出をもっと知りたい人は「こちらの記事」をご参照ください。
家族婚を盛り上げる演出アイデアおすすめ7選!ゲーム・サプライズなど
少人数結婚式なりの楽しみ方があるので、盛り上がらないかもしれない、気まずくなるかもしれないという心配は必要ないでしょう。
親族・家族だけの結婚式の費用を把握しておきましょう
今回は、親族・家族だけの結婚式の費用を10人、15人、20人の人数別に詳しくご紹介いたしました。親族・家族だけの結婚式は一般の結婚式に比べて、かなり安く済ませることができそうです。
少人数結婚式は盛り上がらないから気まずくなりそうといった心配も問題なし!少人数で楽しめる演出があるので、取り入れていくと楽しい1日を過ごせるでしょう。家族だけの結婚式が気になっているカップルは、ぜひ検討してみてくださいね。