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「地味婚」とは何?費用やメリットなどを解説

地味婚(ジミ婚)とは、たくさんの費用をかけて挙式や披露宴を行う派手婚と真逆のウェディングスタイルのことです。地味婚という言葉自体、いつから浸透し始めたかというと1990年代後半あたりから。

 

そして、2022年の今、この地味婚はさまざまな事情から、若い世代のカップルに再び大注目され始めてきたのです。そこで今回は地味婚の費用やメリットを詳しくご紹介!「派手婚に違和感がある」「目立つのが恥ずかしい」と感じるカップルはぜひご覧ください。

地味婚の定義

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地味婚(ジミ婚)とは、挙式や披露宴など結婚の一連の流れを盛大に行わず、派手婚とは真逆のスタイルで入籍することを指しています。地味婚が浸透してきたのがいつからかというと、1990年代前半にバブルが崩壊してから。

 

それまでは、たくさんの友人や職場の人をゲストとして招き、華やかな会場で盛大に挙式・披露宴を行う派手婚を選択するカップルがほとんどでした。しかし、バブルがはじけた1990年代後半は費用をかけない地味婚が注目されるようになってきたのです。

 

2022年に突入した今、若い世代が地味婚に注目するようになった背景は、

 

  • プランが高すぎて、費用が足りない
  • コミュニケーションの難化
  • コロナの影響
  • 価値観の変化
  • 再婚によるもの
  • 仕事が多忙で時間的な余裕がない

 

などがあると考えられています。

地味婚にかかる費用

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プランが高すぎて、費用が足りない。それが地味婚を選択するカップルの最も大きな理由です。では、地味婚ならどれくらいの費用でまかなえるのでしょうか?家族はもとより、たくさんの友人や知人を招き盛大に催す派手婚の平均予算は約300万円といわれています。

 

ここから地味婚にかかる費用を詳しくご紹介するので、派手婚との差額をぜひ比べてみてください。

入籍のみの場合

挙式や披露宴などは行わず、入籍のみの地味婚ならかかる費用は0円です。市町村窓口に行けば、婚姻届自体は0円でもらえます。様式に則ったものであれば、自作の婚姻届でも提出可能。結婚情報誌の付録になっていることもあります。

 

役所の窓口に婚姻届を提出する際、申請することで発行される婚姻届受理証明書は、書類タイプが1通350円で、賞状タイプが1通1,400円となっています。また、婚姻届は全国のどの窓口に提出しても自由です。

写真を撮る場合

地味婚で写真を撮る(フォトウェディング)場合の費用相場は10~20万円ぐらい。基本のプラン料金には、新郎新婦の衣装、ヘアメイク、新婦衣装小物、型物写真、撮影データといった一式が組み込まれています。

 

ウェディングドレスや白無垢、色打掛など、衣装のグレードアップ、撮影カットの追加、アルバム注文なども多くがオプションとなっています。10万円以下の格安プランは一見リーズナブルに感じますが、オプション追加が前提になっていることがほとんどです。

少人数結婚式の場合

地味婚には、30名ぐらいまでで行う少人数結婚式もあります。おおまかな費用相場を一覧表にしてみましたのでチェックしてみてください。

 

<少人数結婚式の費用相場(挙式+会食プラン)>

10名以下 30万円~
10名 50万円~
20名 70万円~
30名 100万円~

 

最終的に何名で行うか、どの会場で行うか、衣装や食事のグレードアップをするかなどで、見積もりの最終金額は変動していきます。上記の費用相場から、50~60万円ぐらいUPした金額を予算として考えておくのがおすすめです。

地味婚のメリット・デメリット

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カップルそれぞれの理想を無理なく実現できるとあって若い世代に大人気のウェディングスタイル、地味婚。しかし、そんな地味婚にはメリットだけでなくデメリットも存在します。後悔しないように、事前にメリットやデメリットを確認しておきましょう。

メリット①費用に無理がない

地味婚のメリットは、費用に無理なくふたりが結婚できることです。たくさんの友人や職場のひとを招く従来の結婚式の費用相場は約300万円。結納や新婚旅行、新居の手配などを含めると、相当な金額が必要になってしまいます。

 

両親に融資してもらって盛大に結婚式をするカップルもいるといわれていますが、誰しもがそんなに裕福ではないはず。しかし、地味婚なら0円から結婚できます。金銭に縛られない地味婚は、若いふたりにたくさんの選択肢を与えてくれるでしょう。

メリット②理想を叶えられる

さまざまな事情や価値観から、挙式や披露宴、新婚旅行など結婚する一連の流れについて「実現は難しい」「気がすすまない」と感じるカップルがいます。そんなカップルにとって、固定概念にとらわれない地味婚はメリットだらけ!

 

会場で食事するだけ、写真だけ、入籍するだけなど、どのウェディングイベントを行い、どれをカットするかは、ふたりの理想次第です。幸せな結婚についてのイメージを叶えられる地味婚は、若いふたりに結婚するモチベーションをもたらせてくれるでしょう。

メリット③周囲の人の負担を減らせる

地味婚のメリットは、周囲の人の負担を減らせることです。若いふたりの結婚は喜ばしいこと!しかし、誰かが結婚する度に挙式披露宴に招待され、ご祝儀を包むとなると、周囲の人は金銭的な負担を感じることもあります。

 

コロナ感染が心配で、招待状にストレスを感じる人もいます。地味婚なら本当に来て欲しい人だけ、行きたい人だけを厳選できます。また、地味婚によって周囲の人の金銭的負担を抑えることもできるでしょう。

デメリット①周囲の理解が得られないことも

地味婚のデメリットは、周囲の人の理解が得られないケースもあることです。結婚するなら挙式や披露宴をして当然と考えるご両親もおられます。「結婚式をしなくていいなんてラクでいいね」と友人にコメントされることもあるでしょう。

 

挙式や披露宴をしないカップルは離婚率が上がるなんて噂まであるくらいです。結婚にはさまざまなスタイルがあることは、これから浸透していくはず。しかし、そうなるまでは、「地味婚は少数派」という扱いに悩むかもしれません。

地味婚はこんなカップルにもおすすめ

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費用に無理をせず、自分たちの理想を叶えやすい地味婚は、以下のようなカップルにおすすめです。

お金をかけたくない

地味婚がおすすめなカップルは、結婚にお金をかけたくないカップルです。地味婚には、入籍だけ、写真だけ、少人数結婚式など、予算に合わせていろいろな選択肢があります。浮いたお金を、新居や産まれてくる赤ちゃんのために使うことが可能です。

家族や親族、友人など呼ぶ人がいない

従来の華やかな結婚式を行おうと思えば、家族や親族、友人など必ずのようにゲストが必須となります。しかし、さまざまな事情から呼ぶ人がいないカップルもいるでしょう。基本的にふたりだけで成立する地味婚は、そんな悩みを抱えるカップルにもおすすめです。

コロナ感染が心配

地味婚がおすすめなカップルは、コロナ感染が心配なカップルです。一時期の感染ピークが過ぎ去ったとはいえ、まだまだ予断を許さない状況です。地味婚を選択することで、コロナ感染にまつわる心配をすべて払拭することができるでしょう。

地味婚を検討してみては?

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地味婚は、基本的にふたりだけで成立させることができるウェディングスタイルです。費用をあまりかけたくない、目立ちたくない、コロナ感染が心配というカップルはぜひ地味婚を検討してみてください。ふたりの幸せのかたちを結集させてみてくださいね!